セット麻雀の場代計算方法を7通り考えてみたけれど

※注意※
当記事は賭博行為を推奨する記事ではなく、あくまでも考察記事となっています。

大判昭和23年10月7日なども見てはいますが、当ケースが「一時の娯楽に供する物」に当たるかどうかは判断できませんでしたので、実施については自己責任でお願いします。

こんにちは、堀井です。

いきなりですがお金の計算、特に割り勘って難しいですよね。

難易度が高いと言われる飲み会においての割り勘の計算はできるのですが、
もっと細かいルールで変動する場合にはもうお手上げです。


くどいようですが当記事は違法賭博を推奨するものではありませんのでご了承ください。

あくまでも考察として大好きだから・・・。

麻雀の得点計算とは

細かいルールは一切解説しませんが、

・基本的に4人でプレイするゲーム

・点数を取り合うゲーム

・全プレイヤーの得点の総和は0点

となります。

セット麻雀とは

麻雀の中でもセット麻雀と呼ばれるものは、

・お店に行き、麻雀卓を貸してもらう

・利用時間に応じた場代(場所代)を支払う

という遊び方です。カラオケとかと同じ。

ちなみに自分は 1時間1800円/卓 からが高級店だと思います。

サンプルデータ

A, B, C, Dの4人がプレイした場合のサンプルデータを用意しました。

ABCD
結果1+100pt+60pt+10pt△170pt
結果2+100pt+50pt△50pt△100pt
結果3+2pt+1pt△1pt△2pt

場代としてお店に10,000円支払うものとします。

では、やっていきましょう。

色々な払い方

1.均等割り

まあ、超単純ですね。

A, B, C, Dそれぞれ2500円ずつ負担する形です。

これはこれでいいと思います。

メリット:考える必要がない
デメリット:勝ち負けに拘らなくなる懸念がある

2.順位による固定割合1

1位1割(1000円)、2位2割(2000円)、・・・と負担する形です。

これもこれでいいと思います。

メリット:あまり考えなくてもよい
デメリット:僅差で順位が変わった場合の嫌さが大きいため、都度トータルを算出する手間がある

3.順位による固定割合2

上記を改善したパターンです。

半荘単位で1位1割、2位2割、・・・と負担する形です。

全部で8半荘打った場合、1半荘が1250円になるため、1位125円、2位250円、・・・となります。

これはだいぶ理想形に近いとは思います。

メリット:僅差で順位が変わった場合の嫌さが軽減される
デメリット:計算の手間が増える。大きいトップと僅差のトップに差がない。場代 / 半荘数 が割り切れなかったときに面倒

4.総和に対する割合1

ちょっと凝った計算をしよう!となって一番手っ取り早くできるのはこれかなと思います。

1.トップから離れた得点を算出する
  サンプルデータを加工するとこうなります。

ABCD
結果10pt△40pt△90pt△270pt
結果20pt△50pt△150pt△200pt
結果30pt△1pt△3pt△4pt

2.絶対値の総和を100%として、占める割合を支払額とする

ABCD
結果10%=0円10%=1000円23%=2250円68%=6750円
結果20%=0円13%=1250円38%=3750円50%=5000円
結果30%=0円13%=1250円38%=3750円50%=5000円

メリット:計算があまり難しくないため算出しやすい
    順位による固定額でないため不公平さも少ない
デメリット:必ずトップが0円払いになるため、全員払いを目指す場合は不適切
     結果2と結果3が同じ計算になり、1pt当たりの重みが顕著に変わる

5.総和に対する割合2

先ほどの計算ではトップが0円払いになる仕様でした。

ではトップもある程度支払いを行うように重みづけを加えてみましょう。

1.トップから離れた得点を算出したあと、総和の1割(任意)をさらに減算する

ABCD
結果1△40pt△80pt△130pt△310pt
結果2△40pt△90pt△190pt△240pt
結果3△0.8pt△1.8pt△3.8pt△4.8pt

2.絶対値の総和を100%として、占める割合を支払額とする

ABCD
結果17%=714円14%=1429円23%=2321円55%=5536円
結果27%=714円16%=1607円34%=3393円43%=4286円
結果37%=714円16%=1607円34%=3393円43%=4286円

メリット:計算があまり難しくないため算出しやすい
    順位による固定額でないため不公平さも少ない
デメリット:結果2と結果3が同じ計算になり、1pt当たりの重みが変わる

6.偏差を用いた計算1

数値の幅と言えば偏差ですね。

ということでとりあえず標準偏差から偏差値を求めてみましょう。

標準偏差ABCD
結果1103.1959.755.851.033.5
結果279.05662.656.343.737.4
結果31.581162.656.343.737.4

偏差値をそのまま用いるとトップの支払額は増えるので、-100してから総和に対する割合を出します

ABCD
結果1-40.3(2015円)-44.2(2209円)-49.0(2452円)-66.5(3324円)
結果2-37.4(1868円)-43.7(2184円)-56.3(2816円)-62.6(3132円)
結果3-37.4(1868円)-43.7(2184円)-56.3(2816円)-62.6(3132円)

メリット:大負けしても払う額が増えすぎることがない
デメリット:とにかく計算が面倒くさい、偏差が分からない人は嫌になるかも
     結果2と結果3が同じ計算になり、1pt当たりの重みが変わる

7.偏差を用いた計算2

総和2と同じように値補正を行ってトップの偏差値を50にしてみます。

トップとの差を絶対値で表示すると以下のようになります。

標準偏差ABCD
結果1103.1904090270
結果279.056050150200
結果31.58110134

ABCD
結果150.0(2094円)53.9(2256円)58.7(2459円)76.2(3190円)
結果250.0(1995円)56.3(2248円)69.0(2752円)75.3(3005円)
結果350.0(1995円)56.3(2248円)69.0(2752円)75.3(3005円)

メリットデメリットは1と同じです。

偏差を用いる場合は正直どっちもどっちって感じですね。

まとめ

場代をベースとした数値を求めるのって難しいし!!

でも色々考えられて楽しかったです。

結論としては、

こんな七面倒なことするくらいならジュース奢るのがちょうどいい

ということです。

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